我が家のハワイ旅行でワイキキ滞在の場合にはハナウマ湾によく行きます。
ハナウマ湾の景色はすばらしく、駐車場から見下ろす景色は「ブルーハワイ」という言葉にふさわしく、カーブしたという意味のハナウマという言葉にふさわしいとても綺麗な湾となっています。
このハナウマ湾の写真を見て、ハワイへ行ったのであればここへ行きたいと思われる方も多いと思います。
実際我が家もそう思いシュノーケリングや体験ダイビングをハナウマ湾で行っています。
ハナウマ湾は海水浴場の公園ではなく海洋保護区となっているのですが、シュノーケリングしますと残念ながら湾内にありますサンゴはほとんど白くなっていました。
綺麗な海にサンゴの水中風景を想像した方にはがっかりということになってしまいます。
私たちは体験ダイビングで水深10メートルほどのところまで行ったのですが、ここでも元気なサンゴはまばらでした。
駐車場からの眺めでサンゴのリーフが黒く見えますが、これはほとんどが死滅したサンゴの残骸だと思います。
このことでがっかりする方もみえると思いますが、サンゴはなくても魚はとてもたくさんいます。
魚たちは海洋保護区ということもあってか人をあまり怖がりませんので、近くでじっくり見ることが出来ます。
ビーチの右側にありますレンタルブースではシュノーケリングの3点セットが借りられますので、是非魚や海がめを見にシュノーケルしてください。
レンタルブースではビーチマットのレンタルもありますし、荷物を預けるロッカーの利用も出来ます。
湾内の浅いところにはソンシハギ、レモンバタフライ、アイストライプなどの魚がいっぱいいます。
湾内の真ん中近辺のリーフの切れ目付近にはウツボもいますし、その先にはアオブダイ、ツノダシもいます。
右手の湾の口近辺では海ガメもいますし、大型の魚にも遭遇できるかもしれません。
運が良ければウミガメにも会えると思います。
シュノーケリング中は湾内の潮の流れにも注意しましょう。
それほど強い流れではありませんが、左側に向かって潮の流れがありました。
オアフ島で映画の撮影地ともなったハナウマ湾はとてもきれいなビーチですが、保護されている場所のことから自然を守ることについての認識が大切な場所となっています。
そのためハナウマ湾に入場するためには海洋教育センターで約7分間の教育ビデオを見ることが義務付けられています。
教育ビデオといいましてもハワイらしいBGMで、魚との触れ合いなどについての説明を見るだけです。
ハワイのきれいな海を守るためですからしっかり見てみましょう。
自然を守るためにハナウマ湾は月曜日と火曜日はクローズされますし、もちろん全面禁煙となっています。
またアクセスもビーチまでは駐車場から標高差があることから、ハナウマ湾に行くには駐車場からかなりの坂道を下らなければ行けません。
小さな子供連れの場合や年配者がいる場合にはこの坂道を行き来していますトラムを利用すると便利です。
10分から15分間隔で運行されています。
トラムの乗車代金は入場料に含まれています。
ハナウマ湾に行くには入園の予約をしなければなりません。
1日の入場人数を制限していますので、日によっては予約が採れないこともあります。
予約が取れなかった場合は現地で当日チケットを購入することも可能ですが、すぐに無くなってしまうことがありますので開場時間に行くことをお勧めします。
ツアーで行く
ハナウマ湾へのツアーバスでの観光は禁止されているので、少人数のバンなどで行くプライベートツアーの様なものとなっています。
そのためツアー代金はそれなりの金額となっていますが、ホテルからの送迎、入場の案内、ミネラルウォーター、ライフジャケット、スナック、 シュノーケル器具(シュノーケル、マスク、フィン)、ビーチマットなどが含まれていますので便利です。
スタッフは日本語対応ですので安心です。
わが家もツアーで参加しましたので、とても楽にハナウマ湾を楽しむことができました。
レンタカーで行く
旅行でレンタカーを借りた方でハナウマ湾観光をしたい方には一番良い方法ですが、駐車場の問題があります。
ハナウマ湾は人気のスポットのため駐車場はすぐに満車となってしまいます。
そのため入場を予約した時間に間に合わないといった事が発生するかもしれません。
レンタカーでハナウマ湾観光を予定されるのであれば、確実にレンタカーを停めるのであれば開場となる朝6時45分頃ぐらいにハナウマ湾の駐車場に行くというのがお勧めです。
午後にゆっくり楽しむというのも穴場で、ハナウマ湾観光に午前中に来て帰られる方が多いことから、午前中から来た方が帰る時間でしたら、駐車場も少しずつ空いてきますのでねらい目です。
タクシーで行く
個人で入場手続きをして行く方が便利なのは駐車場の心配がいらないタクシーで行く方法です。
宿泊しているホテルから25分から30分で行けますので時間的に便利ですし、予約した時間にも余裕を持って行くことができます。
タクシー代金は60ドルもあれば行くことができます。
ザ・バスで行く
以前はハナウマ湾まで行っていた22番バスが現在は無くなっていますので、ザ・バスで行くのは結構大変です。
短いハワイ滞在の時間を浪費してしまうのでザ・バスを利用して行くのはおすすめしません。
下車するバス停のLunalilo Home Rd + Kalanianaole Hwyからハナウマ湾までは30分弱歩く事になりますので、荷物を持って行くのは大変です。
トータルで1時間以上かかるバスは時間的にもったいないと思います。
注意点
ワイキキトロリーのブルーラインはハナウマ湾に行くのですが、下車してハナウマ湾に降りることは出来ません。
ハナウマ湾は景色が最高ですから、ハワイに滞在しているという実感が十分に味わえます。
どの方法で行っても思い出になりますが、行くまでにかかる移動時間と費用をどう思うかで行く方法を選ぶと良いでしょう。
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